blooper backpacks Exhibition in MOOSE

2018/11/25


山遊びと一口に言っても、そこに向かう人の気持ちは様々で、それによって道具の役割も異なる。
日常の一部として裏山を歩いたり走ったりする時は、誰もが心穏やかで、そこに持っていく道具は気軽に選ぶだろうし、週末の休みにちょっと足を伸ばしてアルプスを歩く時は、非日常を感じながら心躍るような気持ちだから、お気に入りのウェアに身を包み、買ったばかりのバックパックを背負って行きたくなるだろう。
では、自分の限界に挑むチャレンジングな山行や、自分と向き合う旅に出かける時はどうだろうか。
ワクワクする気持ちと不安な気持ちが混じり合い、浮き足立っている事が自分でも分かってしまうくらいだ。
 
そんな時に自らを落ち着かせてくれるのは、使い慣れ、信頼している道具達。
使い込んだバックパックを背負い、足に馴染んだシューズで一歩一歩を踏み出す度に、心が落ち着いていくのが分かる。
道具とは、決して自分の限界を押し上げてくれたり、自分を別の誰かにしてくれるものではなく、自らと向き合う瞬間や、限界にチャレンジする時に寄り添ってくれる存在であると思う。
だからこそ、自分に合ったものを選び、過酷な環境下や疲れ切った時でも、ストレスなく使えるものを選びたい。
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そんな人々の気持ちに応えてくれるバックパックメーカーがある。
「blooper backpacks / ブルーパー バックパックス」
静岡県の川根本町に工房を構える「blooper backpacks」を主催するのは、若干29歳の「植田 徹」氏。
日本を代表する山岳アスリート達の多くから絶大な信頼を得ている個性的なバックパックを作り出すその人は、拍子抜けするくらいの若者だ。
だが、その若さや穏やかな物腰からは想像もつかないくらい、強い信念を持ったバックパック職人でもある。
「blooper backpacks」のバックパックは、著名な山岳アスリートからのオーダー品であっても、一般の登山愛好家からのオーダー品であっても、同じように一つ一つ手作りで生み出されている。
決して効率の良い作業とは言えないが、彼は一つ一つのバックパックに、チャレンジする人への応援の気持ちを込めているのだ。
そこに手抜きや妥協などは一切無い。
オーダーは一部モデルを除き、基本的に川根本町の工房か、各地で行われる受注会イベントで受け付けている。
可能な限り一人一人と話をして、その人の思いや、拘りをバックパックに反映させる為だ。
ちなみにオーダーから納品までは約半年ほど待たなくてはならないが、それでもオーダーは後を絶たない。
何でもインターネットですぐに買えてしまうこんな時代だからこそ、彼のように可能な限り直接話を聞き、一つ一つに気持ちを込めて作り上げてくれる道具は、尚更特別な存在だと言える。
そして、そんな道具だからこそ、過酷な環境でも、極限の状態でも、未知への挑戦でも、絶対的な信頼を置ける存在になる。
いやむしろ、それは道具への信頼と言うより、「植田 徹」という人への信頼なのかもしれない。
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挑戦する方、旅に出る方、信頼出来る山歩きの相棒をお探しの方、愛知県初開催の「blooper backpacks」受注会に、是非ともお越し下さい。