2026.07.25
明神岳主稜&前穂高岳北尾根 Day1
こんにちは!こばです!
今年初の夏山アルプステント泊登山に行ってきました!
今回のタイトルのままですが、北アルプスの明神岳主稜と前穂高岳北尾根を一泊二日でまわるアルパインな二日間!
去年の槍ヶ岳北鎌尾根の山行の後、次はどこのバリエーションルートを行こうか考えていたのですが、前々から気になっていたところを二日間で楽しめる贅沢な今回の行程となりました!
7月21日、22日の山行です!

1日目:上高地-明神岳-前穂高岳-奥穂高岳-穂高岳山荘
2日目:穂高岳山荘-涸沢-5.6のコル-前穂高岳-上高地
1日目は明神岳に登り穂高岳山荘でテント泊、2日目に涸沢に下り前穂高岳の北尾根を登り返し前穂高岳へ、重太郎新道をつかい上高地に下山する八の字を書くような行程で組みました!
一泊二日で明神岳と前穂高北尾根が楽しめるこの行程は我ながらとても良いのではないかと思います!タイパ良し!
そして上高地-横尾間の長い長い平行移動を一度もしなくていいのもこの行程の魅力です!
あの平行移動は上高地から登山するちょっと嫌な要素、バスを使わないと行けないのと同じくらいのめんどくささ。
だいぶ個人的な気持ちなのであの道が好きな方はすみません笑
まずは1日目の明神岳の山行を書いていこうと思います!
明神岳は徳沢園あたりから見える一番せり出している5つのピークからなる山で、上高地のあの道を歩いたことのある方は「あのかっこいい山はなんだ!?」と一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
そして「なんであの山はルートにないんだ、登ってみたいのに!」と僕はずっと思っていました。
調べてみると登りはできるのですが登山道ではなくバリエーションルートと言われるアルパインなルートで当時の僕は諦めていました。
しかしクライミングを始めたおかげで世界が広がり今回明神岳にチャレンジすることができました!そんなちょっと思い入れのある山行です!
明神岳はかつて穂高岳と呼ばれていた山でもあるのですが詳しくは調べてみてください笑
では真の穂高岳へ!

仕事終わりにさわんどバスターミナルに向けて出発。
少し仮眠をとり5時半のバスに乗りました。
こんな早い時間にもかかわらずほぼ観光客でいっぱい、この時間に行っても売店も開いてないし午前中には見終わってしまわないかな??
登山者よりも気合入ってます!笑


バスで爆睡し上高地に到着。
今回のバックパックは去年の北鎌尾根や北アルプス縦走の時と同じくblooper backpacksのLLEW45!
今回のバディの雨池さんと同じ色のバックパック、ロープ、同じヘルメットでまるで合わせたかのようですが、まったく打ち合わせ無しです笑
上高地に来たらなんでか河童橋の写真撮っちゃいますよね、山登る人も登らない人もみんなで分かち合えるTHE絶景!

ささっと観光エリアを離れさっそく登っていきます!
岳沢登山口からまずは7番の看板を目指します!


7番の看板から登山道をそれ尾根を登っていきます。
踏み跡はしっかりついており迷うことはなかったです!

ひたすらに急登!
ずっと手を使って登るくらいの急登で1000mくらい一気に登ります!
雨池さんはここが核心と言っていました笑

気づくとこんな絶景が。
急登の疲れも吹っ飛び、去年はあの稜線を歩いたのかと見入っちゃいます!


標高2,500m付近まで登ると森林限界で景色が開けます!きもちエエ~
さっきまでいた上高地があんなに遠くに、焼岳もよく見えます!乗鞍はちょっとガス。
森林限界までくると少し広めの尾根になります。
ビバーク適地がちらほらありました。

五峰に登頂!
山頂にはピッケルが刺さっていました!
誰がなぜここにピッケルを刺したのか…?

四峰を目指します!
写真でもわかるように踏み跡がしっかりついており難しいところもなくとても歩きやすく、これだけ見たら一般登山道のようですね!

四峰の途中から五峰を振り返る。
こんな尖ってたかな?
山って見る角度によって全然かたち違いますよね~

サクサクっと四峰登頂。
三峰は岩々していて要塞のようでかっこいい!
二峰と主峰は右のガスの中から出てきてくれませんでした。


三峰は巻き道もあるのですが、せっかくなので稜線上で登っていきます!
三峰からは岩を登れて楽しいです!バリエーションきた!という感じ!


楽しく登って三峰登頂!
三峰から二峰、主峰方面と三峰から移動中の写真。
岩の上を歩いている写真の場所は、上に乗っている岩だけでつながっておりちょっと慎重になる場所ですが伝わらないですね~笑

いけそうなところはできるだけ巻かずに稜線づたいで進むのでこんな場所も。
なかなかの高度感です!
ここを通らなくても二峰にはいけます笑

二峰に到着しここからコルまでは懸垂下降で下ります。
すごい量の残置なので一目で懸垂ポイントがわかります!


なんだか懸垂下降って楽しいですよね!
初めて懸垂下降を教えてもらったときはレスキュー隊みたいでかっこいいなとテンション上がりました!
25mと15mほどを二回に分けて懸垂下降で下りていくのですが、一度目下りてロープを回収しようとしたところ上のほうで引っかかってしまい雨池さんが登り返して解除してくださいました。
ありがとうございます!割れ目が多い岩は気を付けないとですね。

この壁を2ピッチに分けて下りてきました。
見返すとなかなかな岩壁!
上から下まで誰かがロープをつけてくれていますが、どんな状態かわからないので出来るだけ自前のロープで懸垂下降するのが安全ですね。

二峰を下ると主峰はすぐそこ!
先ほどの二峰の壁を背に主峰を登っていきます!

明神岳主峰登頂!!
あの徳沢園から見えるかっこいいピークに立っています!
他には誰も登っておらず貸し切り!最高!
ガスで消えたり現れたりする前穂高岳を眺め大休憩を取りました。

ここから前穂高岳に登り奥穂高岳を経由して穂高岳山荘に向かいます。
写真は前穂高岳-吊尾根-奥穂高岳が見えています。
明神岳から前穂高岳までは、今歩いてきた五峰から主峰までと同じくらい距離があるらしいのでもう少しバリエーションルートを楽しみます!

奥又白池が見えます。
奥又白池と言えばナイロンザイル事件、氷壁ですね!
いつかあの池にベースを張ってクライミングしてみたいな~
ロープは切れないで欲しい…


特に困るところはなく前穂高岳に到着!
山頂からは明神岳がよく見えます!
こっちからの明神岳もかっこよくて結構お気に入りです!
是非前穂高岳登られた方は気にして見てみてください!
前穂高岳は明日も登るのでささっとスルー。
今日のメインは明神ですからね!前穂高の感動は明日に取っておきます!
明神岳は思ったより歩きのセクションが多く、あまり難しい登りもなかったので優しめのバリエーションルートかなと思いました!
懸垂下降があるのでロープは必要です!ある程度クライミング技術も!

前穂高岳から下っていると紀美子平でなんだか見覚えのある顔が…!
重太郎新道から登ってきた山と道のお二人とめちゃめちゃ偶然のバッティング!
このブログでは度々登場している、おなじみ大人気Youtuberの「みそしるえがお」ことりょう君と、ヤマガスキナダケのイラストレーター山本さんです!
同じ日に同じ場所を同じタイミングで通るのはすごい偶然!しかもりょう君は初めての穂高連峰とのこと!
お二人も穂高岳山荘にテント泊するようなので一緒に向かうことに!

道中明日登る前穂高岳北尾根がきれいに見える場所で写真撮ってもらいました!
さっきの写真の山本さんもやってましたが大谷のポーズらしいです笑
僕は完全にフュージョンしてます。

奥穂高岳登頂!
思ったより吊尾根長かったな~以前に前穂奥穂登ったのが4年ほど前なので全然覚えていませんでした。
ガスガスですが記念撮影!
友達の友達は友達!
大体そんな感じ~


奥穂高岳を下り穂高岳山荘到着!
本日の行程終了!
穂高岳山荘はいつ来ても立派です!そして石畳に感動します!
小屋の外のテラスで皆さんくつろいでいました。
良い時間ですね~
夏山のテント場に着いてだらだらする時間ってアルプス来たんだな~という感じで好きです!

小屋の前で記念に一枚!
おかげで楽しい行動後の時間になりました!
お二人は明日のんびり起きて涸沢に下り上高地へ下山するそうで、僕たちは明日早起きなのでここでお別れ!
せっかくなら北穂高くらい登ったらいいのにと話してましたが岩場はもうおなかいっぱいみたいです笑

穂高岳山荘のテント場は区画ずつ番号が割り振られていて、ちょっとここは狭くて嫌だな~という場所もありましたが、ヘリポート前の広めの場所が空いていたので快適に過ごせました!
初めて穂高岳山荘に泊ったのですが景色もよく良いテント場でした!
風の強い日は張る場所によってだいぶ変わりそうです!地面は堅めです!
次の日は3時起きなので暗くなった20時には就寝しました。
Day2に続く!
