2025.03.03
テシマスキー試乗会 in 赤倉観光リゾートスキー場
昨シーズン、ニセコで出会ったこのスキーは、僕に滑る楽しさをもう一度教えてくれた。
それはスキーという道具を使って滑る本当の楽しさ、だったとも言える。
ニセコヒラフの麓にある「toyru」にて
テシマほど、見た目の印象と、実際に滑った印象の違うスキーは初めてだった。
長くて、幅もあって、まるで長槍のようなシェイプ。
とても簡単には扱えそうもない。
会った事のある人であれば分かると思うが、このスキーを創った「高梨穣」という人は、その長槍を軽々と振り回せそうな体格と、常人では真似できないダイナミックな滑りをする人だから、その人が生み出したスキーにもそんな豪快なイメージを勝手に抱いていたのだ。
だから最初にテシマでパウダーを滑った時の感覚は鮮烈だった。
193cmという長さ(僕の体格167cmだとこの長さが推奨)、センター109mmのファットスキーが、こんなにも「動かせる」なんて想像もしていなかった。
余りにも意図した動きをしてくれるものだから、自分が急に上手くなったと勘違いしてしまいそうになる。
誰よりもヒラフの穴場を知る人、高梨穣
確かに何の予備知識も持たずこのスキーで滑ったら、「長尺の槍」という印象のままだったかもしれない。
でも、高梨さんからこのスキーをどう扱えば楽しいかをアドバイスしてもらい、そのイメージのまま滑ったら、僕が「長槍」だと思っていたものは「弓」だったのだ。
テシマスキーのコンセプトにこうある。
テシマスキーは、雪の空間を駆け巡る、生き物のようなスキーです。 人の感覚にぴったりな気持ちの良さ。遊び心あるリラックスした乗り味、ナチュラルで流れるように滑ります。 やわらかくて長さがあるのが特徴で、スキーは弓のように綺麗にたわみ驚くほどなめらかなターンを実現しています。 雪の感触が感じられる確かな手応え。身体の一部になったかのような動かしやすさがあり操る楽しさに溢れています。 スキーがとても生き生きと動き、表現豊かな滑走ラインを描くので、思わず滑りながら踊りたくなってしまうような楽しさです。 スキーに身体を委ね、雪と繋がる瞬間を手に入れます。
テシマスキーで滑るようになって2シーズン。
今はこのコンセプトの一語一句に思わず頷きたくなるくらい、このスキーの虜になっている。
テシマスキー試乗会 in 赤倉観光リゾートスキー場
開催日時:3月15日(土)・16日(日)
※両日とも午前・午後の2回に分けて試乗会とライディングセッションを開催します
場所:妙高高原 赤倉観光リゾートスキー場
会場:ヴィラ モンルポ前
参加方法:事前予約制(専用エントリーフォームからお申込みください)
当日お持ちいただくもの:ご自身の滑走道具、顔写真付きの身分証明証
※会場となるヴィラ モンルポにはお車を駐車いただけませんので、ホテル第1クワッドリフトを下車し、ゲレンデを滑ってお越しください
試乗モデル:フリッパー(センター109mm)、スワロー(センター91mm)
試乗可能ビンディング:アルペン・テレマーク(NTN・75mm)
今回の試乗会は、普段ニセコでしか試乗できないテシマを本州で試乗していただける貴重な機会というだけでなく、テシマの生みの親である高梨さんから直接お話を聞きながら一緒に滑る事が出来る贅沢な試乗会です。
さらに、妙高と滋賀をベースにテレマークスキーの楽しさを伝え続けている「SARC サーク」の 久我博道さんも、テシマスキーの滑り手として高梨さんと共にその魅力を伝えてくれます。
多くのテレマークスキーヤーにとっては、高梨さんと久我さんという、テレマークスキー黎明期から活躍されているお二人が揃って一緒に滑っている姿を見れるだけでも贅沢な時間になる事は間違いありませんね!
そしてそして!このテシマスキーを来シーズンからMOOSEでも取り扱える事になりました!
今回の試乗会で実際にテシマスキーを体験していただき、来シーズン分のご予約をいただく事も可能です!
※まだまだ生産数も限られるため、お早めにご予約される事をオススメします
それでは、皆様のご参加を心よりお待ちしております!