STAFFBLOG

スタッフブログ

北アルプス大縦走 Part1

  • facebook
  • twitter
  • line

名古屋駅1番出口徒歩5分のCOREからこんにちは!こばです!

 

朝晩は少し涼しくなったかな?と感じる今日この頃。

しかし日中は40℃まであがり、まだまだ暑い!早く涼しくなって欲しいな~と思います。

特に信越五岳までには何としてでも平均気温15℃くらいになってほしい!

長野県の皆さん頼みましたよ!笑

 

さて、今回の山行は、8/23から1週間ほどお休みをいただき、北アルプスを縦走してきました!

30歳になるまでに北アルプスをのんびりと長く歩くのと、3つのキレットとジャンダルムを通りたいなと思っていたので、今回の山行に至りました!

大キレットとジャンダルムは7月の山行で通ったので、残る不帰と八峰を通りました。

要するに贅沢北アルプス夏休み山行!という感じです!

 

行程はコチラ、5泊6日の旅となりました。

1日目:親不知~朝日小屋
2日目:朝日小屋~五竜山荘
3日目:五竜山荘~扇沢~雷鳥沢キャンプ場
4日目:雷鳥沢キャンプ場~スゴ乗越小屋
5日目:スゴ乗越小屋~黒部五郎小舎
6日目:黒部五郎小舎~新穂高

1カ所不思議な動きをしていますが、読み進めていただくと謎が解けると思います!笑

 

まずは準備した大量の食糧たち。

5泊6日でしたが、予備として6泊7日の食糧を持って行きました。

朝と夜はしっかり食べて、昼は行動食のみ。

行動時間長いからと、行動食を持っていきすぎたのは反省点です。

結局熱かったり、動き続けてしまうと食べる気にならず、行動中はバー系のものを2、3本食べるのみでした。

しかし食べないと動けなくなってしまうし難しいですね!

真夏のおすすめ行動食オススメあれば教えて下さい~!

 

仕事終わりにそのまま名古屋駅から親不知駅に向かいました。

名古屋を19時20分くらいに出ると親不知に終電で23時40分に到着します。

北陸新幹線に初めて乗ったのですが、ホームから列車までめちゃめちゃ綺麗でした!さすができたて!

 

富山駅からはローカル鉄道、泊駅からはワンマン列車で、後ろの車両に乗ると終点の糸魚川まで扉が開かないらしく急いで前の車両に乗り換えました。

こういうの電車好きからしたら最高なんですかね?

 

そんなこんなで乗り換えを4回ほどしたので、あまり寝られず親不知駅に到着!

親不知駅渋い!そして誰もいない!

静かな旅の始まりです。

 

登山口までは45分ほど歩きます。

途中から歩道のない道路脇を歩くので、真っ暗のトンネルの中トラックがすれすれを通るとヒヤヒヤします笑

親不知に下山の方は、登山口の前にある親不知観光ホテルに日帰り入浴すると駅まで送迎もしてもらえるそうなので、それが安全でいいと思います。

 

登山口にこんな看板が、「上高地まで約10日間」。

遠いですね~

MOOSE店長のショウタさんが3日で親不知~上高地やってたのは改めてヤバいです笑

 

そんなこんなで栂海新道歩いていきます!

海抜ほぼゼロから歩き始めるので、もちろん山も超低山からスタート。

夜中と言えど、真夏の低山なのでめちゃめちゃに暑いです!

歩き始めからビックリするほどの汗!風もなし!

写真もなしです!笑

 

ここは最初の水場、シキワリの水場です。

とにかく暑かったので飲みまくって浴びまくりました。

冷たくておいしい水でした!これもれっきとした北アルプスの天然水!

 

4時ごろ白鳥小屋に到着。

ここに泊まっていた親不知に下山の方とすれ違いました。

下りてお風呂なんて羨ましい~!初日ですが笑

 

だんだん明るくなってきました。

展望が開ける場所で進む先の山々が見えるのですが、栂海新道はご丁寧に通る山のピーク1つ1つ全部通ってくれるのでなかなかにしんどいです笑

ピークを巻かずに尾根沿いにトレイルをつくると崩落などで通れなくなってしまうリスクが少ないからだそうです。

 

栂海山荘に到着。

前日から寝てないのと、暑さとアップダウンでバテバテ。

7日分の食糧も重たい。風呂入りたい。

ネガティブなことばかりです、自分が好きでやっているのに笑

これも山あるあるですね!笑

 

途中、栂海新道を拓いた小野さんの碑がありました。

アルプスと海繋ぐなんてすごいです!ありがとうございます!

 

名前が好きです、さわがに山。

栂海新道を拓いた、さわがに山岳会はこの山からつけられたのか、さわがに山岳会がこの山に名前を付けたのか。

 

黒岩山まで来るとアップダウンが少なくなります。

こんな感じでちょっとアルプスっぽく広がった感じになります。

しかしここはまだ1600m付近、ずーっと1400m~1600mをアップダウンしていた気がします。

 

池や木道が出てくるともうすぐ栂海新道が終わります!

アルプスっぽい!

 

10時半ごろ、やっと栂海新道の起点吹上げのコルに到着!!

いや~長かった~

朝日小屋までもう少し!朝日岳を登ります!

 

朝日岳登頂!

写真撮って一瞬で立ち去った覚えがあります笑

滞在時間5秒!朝日小屋はすぐそこ!

 

朝日岳から下り、ついに初日のゴール地点、朝日小屋に到着!!

11半頃に到着しました!まだ早いのであまり人もおらずテント張る場所選び放題です!

親不知から30キロ、累積標高3800mほど、バテバテになりながらも思ったより早く着いたのでよかったです。

 

今回の山行のテントは、Samaya®の「RADICAL1」というテントをチョイス。

1人用のシングルウォールテントでサイズ感はタイトめですが、694gと軽量で、風にも強いのでアルプスの稜線でも安心!

今回の山行で夜は雨が降っていることが多かったのですが、土砂降りでも浸水することなく安心して眠ることができました。

小スペースに張れて、設営も早い最強のテントです!!

是非チェックしてみて下さい!COREでも販売中です!

 

時間もたっぷりあるのでビールを飲んでゆっくりしてお昼寝することに。

なんとなくビールやめて炭酸飲料にしようかな~と思いながらも、ジュース700円、ビール800円だったので迷わずビールを購入!笑

100円の差なら飲んじゃいます!やっぱりうめ~!

 

気付いたら寝ており、14時半ごろ朝日小屋に到着した、友人のドリル氏に声をかけられ起床。

栂池から入山して朝日小屋で合流、今回の後立山を一緒に歩いてくれます!栂海新道は振られました!

新喜劇のドリルの人に顔が似ているからニックネームがドリルなんだそうです!

残念ながら、新喜劇見たことないので全く分かりません…

実はバンド時代の後輩でもあり、今では山友達、なかなか長い付き合いになってきましたね。

 

そんな話はまあ置いといて、次の日も長いのでご飯食べて寝ました。

 

2日目スタート!

この日は朝日小屋から五竜山荘まで。

2時に起きて朝ご飯と撤収、3時に行動開始です!

まずは朝日小屋から水平動を通り、雪倉岳へ向かいます。

あさイチからがっつり登ります!

 

雪倉岳の登りで朝日が昇りました。

今日も天気良さそう!そして暑くなりそう!

昨日登った朝日岳方面が綺麗に見えました。

 

雪倉岳登頂!

これから進む白馬岳方面もくっきり!

後立山は鹿島槍ヶ岳より北は初めて歩くので景色が見られて嬉しいです!

後立山は景色がいいのはわかってはいたのですが、テント場4000円などの高価な宿泊料金がネックで、日帰りで行こうにも遠いしなどと思っていたら、なかなか行く機会がなくなっていました。

今だに4000円なのとテント泊の人には厳しいのが理解できません笑

 

雪倉岳から下り、雪倉避難小屋を通過。

恒例の避難小屋チェックも欠かしません!

避難小屋の中は凄く綺麗に整備されており、緊急時も快適に過ごすことができそうです!

しかし避難小屋内にあるトイレの匂いがすごい充満しているので、そこはなかなかにつらい。

星3つです!(5個中)

 

綺麗に整備してくださっている方に感謝。

 

白馬岳に向かいます。

またもやがつっと標高を上げます。

後立山はアップダウンがすごいですね!なかなかパンチがあります!

先程の写真のピークが白馬岳山頂と思いきや、この写真のピークが白馬岳山頂です!

さすが百名山!一筋縄ではいかない!そういうのいらない!

 

7時45分、白馬岳登頂しました!

なんとも影も相まって上から目線の見下ろされた写真が山では珍しくて面白いですね笑

 

初めて見る白馬山荘でかいですね~!

山の上にこんな大きい建物建てるのどれくらいかかるのだろうか。

白馬三山が良く見えて良い場所ですね!

 

白馬岳の次は杓子岳!

杓子岳は山頂を巻ける事を知ったので華麗にスルー!

白馬三山が目的の山行なら絶対登りますが、今回は巻けるところは巻きます!笑

ドリルは登りたいそうなので先の合流地点で待ちます。

 

次の白馬鑓ヶ岳もがっつり登ります!

そんなにアップダウンしなくていいのに!笑

そしてドリルは登りが来るたびに、現在の標高と登る先の標高をAIのように伝えてきて戦意を喪失させにきます笑

アルプスの稜線の一番好きなところがコルの平らな部分になりそう!

 

そんなこんなで、この日一番楽しみにしていた不帰嶮に向けて天狗山荘で少し休憩。

天狗山荘は雪渓からの水場があり、のんびりとした雰囲気で良さげでした!

天狗の頭までのトレイルも綺麗に見えますね。

 

たしかダイゴが稜線の道が見えるの好物と言っていた気がします!

三食これでもいいとか言ってたような言ってなかったような?

景色で栄養補給できて歩き続けられて、永久機関が完成しちまったな~!(某マンガ)

 

天狗の頭からは天狗の大下りと言われる場所を下っていきます。

奥には唐松岳が見えています!雰囲気ありますね~!

 

しかし不帰嶮の岩場っぽい岩場はこの写真の場所辺りでなんだか拍子抜け。

基本的にはトラバースするかたちで歩きやすいところばかりでした。

 

この梯子は有名らしいです!

先程の写真の上部あたり。

 

という感じで気付けば唐松岳に登頂!

もっと手を使って登る感じかと思ったんですけどね~

不帰嶮Ⅰ峰かと思ったら唐松岳でした笑

 

人によるので、あまり簡単と発信するのは良くないのですが、通った感じは、八ヶ岳の横岳に登れればいけるんじゃないかという感じでした。

 

唐松岳山頂を少し下ると唐松山荘が見えてきました。

テント場かなり下までありますね!小屋との行き来が大変そう笑

いつか八方のスキー場から登ってみたいです!

 

唐松岳と五竜岳の間の方が岩場っぽい感じでした!

牛首と言う名前が付いているそうですが、何となく嫌な感じですね笑

横から見るとドリルが歩いているところが首で、その先が頭なのかな?

 

15時頃に2日目のゴール地点、五竜山荘に到着!

お疲れ様でした!

五竜山荘は予約制テント場4000円且つ水500ml300円と高価ですが、充電を無料でさせてもらえたのが良かったです!

まあ稜線上で水場もなく、雨水でやりくりしていたらしょうがないですよね。

 

テントを張り終わると、1日行動食を全然食べていなかったせいかぐったり。

ご飯を食べたら復活しました。行動食大事。

 

昼過ぎはガスガスだったのですが、夕方になるとだんだん晴れてきました!

次の日むかう五竜岳が見えます!

 

日が落ちた後にドリルが良い感じの写真撮ってました。

小屋の灯りが眩しい!

僕のiPhone10sじゃ撮れなさそうな写真。

いつ買い替えようかな笑

 

この2日間で結構疲れて満足度も充分で、この後の数日天気も崩れそうだったので、次の日下山するドリルと一緒に下山しようかめちゃめちゃ揺らぎました。

あとすごく汗かいたのでお風呂入りたい。来月裏銀座行くから今回行きたくない。

僕がしたかったのんびりアルプス山行ってこんな頑張る山行だったっけ、、、

そしてショウタさんが明後日からの2日間来てくれる予定だったのですが、天気のいい南アルプスに行こうというお誘いが、、、

 

いろんな条件が重なり(一番大きいのは天気と裏銀座あとお風呂)、誘惑に負け、鹿島槍を通り扇沢に下山し、甲府で一泊し、明後日南アルプスに行くことに決定!

どうなる北アルプス大縦走!!(ネタバレ済み)

 

Part2に続く!

 

 

  • facebook
  • twitter
  • line